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2014年3月30日日曜日

建築やガーデニングと造園の違い



当社が造る庭は、設計書通りにいかない、そんな庭。

作庭のプロセスは奇跡の連続。


自然に身を委ね、木々や石を呼び込む。

石が必要であれば程よい大きさの石がそこに偶然あり、

石組みの隙間に出現する植えるスペースには、自然と1本が吸い寄せられるように植えられる。


まるで、空間全てが繋がって、意思を伝達しているかのように造り上げる。












そして住宅を造った建築家でも創造が出来ないくらいの

家の風格を造り上げる。
 



施工前


施工前は敷地の高低差をレンガ調のコンクリートで造り上げていた。


土は栄養分が少なく、水はけも悪いものを使用していた。


住宅に関わる業者で、「土」にこだわるのが庭師だけではなかろうか。

良い土は水はけがよく、土の締りや粘りも適度にある。
当社は良い土を使用する。





土の話をしていると、よくお客様に驚かれることがある。

それは「良い土」が自然界で限られた資源だということ。

そのことを知らない業者も少なくない。



話を戻し、建築と造園の違いについて。
建築やガーデニングは設計図があれば、作れるのに対し、
造園は設計図があっても、その通りに作れない。

必ず、庭師のセンスが必要となるのだ。
会社の理念や、歴史に関係なく、庭師の感性にかかっている。

大きな違いは庭師に頼らざるを得ないというところだろうか。


私たちが作る作品はどれも自然素材100%。
庭の美しさを生活と結びつけるのが私たちの使命だと考えます。