当社が造る庭は、設計書通りにいかない、そんな庭。
作庭のプロセスは奇跡の連続。
自然に身を委ね、木々や石を呼び込む。
石が必要であれば程よい大きさの石がそこに偶然あり、
石組みの隙間に出現する植えるスペースには、自然と1本が吸い寄せられるように植えられる。
まるで、空間全てが繋がって、意思を伝達しているかのように造り上げる。
そして住宅を造った建築家でも創造が出来ないくらいの
家の風格を造り上げる。
施工前 |
施工前は敷地の高低差をレンガ調のコンクリートで造り上げていた。
土は栄養分が少なく、水はけも悪いものを使用していた。
住宅に関わる業者で、「土」にこだわるのが庭師だけではなかろうか。
良い土は水はけがよく、土の締りや粘りも適度にある。
当社は良い土を使用する。
土の話をしていると、よくお客様に驚かれることがある。
それは「良い土」が自然界で限られた資源だということ。
そのことを知らない業者も少なくない。
話を戻し、建築と造園の違いについて。
建築やガーデニングは設計図があれば、作れるのに対し、
造園は設計図があっても、その通りに作れない。
必ず、庭師のセンスが必要となるのだ。
会社の理念や、歴史に関係なく、庭師の感性にかかっている。
大きな違いは庭師に頼らざるを得ないというところだろうか。
私たちが作る作品はどれも自然素材100%。
庭の美しさを生活と結びつけるのが私たちの使命だと考えます。